2018年10月19日

設計部門

道路トンネル本体工の設計道路トンネル本体工の設計概略または基本設計
トンネル平面、縦断線形に基づく、地質平面縦断図の作成、坑門位置及び型式の検討、トンネル断面図の作成、換気計画検討、施工法の比較検討、概略工程・概算工事費の算出

詳細設計
地質平面・縦断図等地質調査資料に基づくトンネル支保構造の設計(岩質区分、支保パターン図の作成)、施工法の検討、補助工法の検討、坑門工の一般図作成及び透視図作成による景観の検討、仮設備計画、環境対策検討、関連する道路構造物の設計、積算用数量の取りまとめ

その他
発注用図面作成、完成図作成など

道路トンネル附帯設備の設計道路トンネル付帯設備の設計換気設計
換気方式の比較検討、換気設備(換気所、換気ダクト、吹出口等風路など)の設計

照明設計
トンネル照明の設計(入口緩和照明、基本照明、灯具配置、配線設計、受変電所等の計画から詳細設計まで)

内装板設計
トンネル壁面内装設計

非常用施設設計
消火栓、消火器、火災報知器、非常電話、水噴霧設備、その他監視装置等の配置。

維持管理トンネルの点検や詳細調査(覆工背面空洞調査、等)及び点検・調査結果に基づく変状原因の推定、健全度判定、補修・補強工設計(対策工の選定、工事費の積算等)


施工管理部門道路トンネル付帯設備の設計施工管理員の派遣、現場経験の豊富な現場監理技術者による施工現場診断、岩質判定

2018年10月18日

トンネル設計

トンネル設計とは、トンネル工事を行うために必要な図面・数量を作成するものです。

トンネル設計トンネル設計では、地表からはうかがい知れない複雑な地山の中を、地質調査結果に基づき、施工時に生じると予想される問題点を抽出するとともに、どのように施工していけば、安全で効率的かを提案します。

これにより、発注者は、トンネル工事の規模(工事費)を算出することができます。

トンネル詳細設計における検討項目の一例現地踏査・設計に先立ち、詳細設計に必要な現地状況を把握

設計計画・設計に必要な資料の収集、整理
・標準断面の検討、施工法の選定等の基本的な設計方針の立案

平面図・縦断図作成・トンネル全線の平面線形要素、計画縦断線形及び坑口付近の形状等を作図

地質平面縦断図作成・地質調査資料及び現地踏査結果に基づき、岩質分類にしたがって岩質区分を実施
・上記を地質平面・縦断図として図面化

トンネル断面設計・設計計画で立案した方針に基づき、当該トンネルに適用するトンネル断面を選定又は設計
・掘削方式も設定し、支保工形状寸法や、建て込み間隔等を決定
(数値解析による検討により断面を設計する場合もある)

坑門工設計・設計図書に示す坑門形式の詳細な構造を設計
(壁厚、使用するコンクリート強度、配筋等)

排水工設計・トンネル湧水や路面水を処理するための排水構造物を設計

施工設備計画・工事工程表作成
・工事に使用する機械設備の計画
・工事に使用する電力設備の計画
・工事中の騒音、振動等に対する環境対策の計画
・工事中に生じる汚濁水の処理計画
・その他の設備計画

その他・坑口パースの作成

2018年10月17日

調査・劣化診断

既設トンネル調査・点検とは、近接目視により、トンネルの現況(ひび割れや材質劣化、漏水の状況等)を把握・整理し補修・補強の実施の必要性や緊急性を判定するためのものです。

以下に、一般的な点検業務内容を示します。
近年では、車載カメラによりトンネル全線を写真撮影し、効率的に展開図を作成する方法もあります。

現地点検現地に赴き、覆工コンクリートに近接して劣化・破損状況の確認、打音検査、写真撮影等を実施。
(破片の落下が懸念される箇所では、通行者に被害がないように破片をたたき落とすなど、応急措置)

  • 目地部うきのたたき落とし処理状況
    目地部うきのたたき落とし処理状況
  • シュミットハンマーによる強度確認状況
    シュミットハンマーによる強度確認状況
  • 高所作業車を使った点検状況
    高所作業車を使った点検状況
  • 劣化、破損状況
    劣化、破損状況

点検、調査結果の整理トンネル展開図に、ひび割れの状況や劣化・破損箇所を記載。地形・地質状況、トンネル建設時の状況(断層の有無、湧水の多さ等)を踏まえ、各変状の原因を推定。

トンネル展開図の例トンネル展開図の例

トンネルの健全度診断点検・調査結果をもとに、トンネル変状が今後利用者に影響を及ぼす可能性や、補強・補修の必要性及び緊急性の観点から、トンネルのスパン毎及びトンネル毎の健全度を診断。

補強、補修工設計健全度診断後、補強・補修が必要な箇所に対し、効果的で経済性に優れる最適な工法を提案するとともに、設計図の作成、工事数量の算出と共に工事諸設備の計画を実施。

2018年10月16日

施工管理

弊社の実施する施工管理業務とは、事業の発注者とともに計画・設計・施工の各段階において、発注者の立場で事業のサポートを行うことです。

具体的には、工事の発注・積算、品質・安全・工程管理、設計変更・対外協議、工事予算管理などのサポートを行います。

施工の管理は、現場の品質や出来形の管理を行うものと思われがちですが、それだけではなく、事業の計画から施工・維持管理に至るまでの各段階に応じた発注者支援が主な業務です。

私たち、施工管理員は、発注者や施工者とともに、日々起こる様々な事象に対し、積極的にコミュニケーションや技術的議論を重ねて問題解決をはかりながら、事業の推進という共通の目標に向かって業務を遂行しています。

  • 検査用供試体 型枠寸法検査
    型枠寸法検査
  • 切羽掘削状況
    切羽掘削状況

工事発注業務の支援・設計照査及び調査等の立会確認
・構造計算書の照査
・設計図、数量計算書の照査
・工事発注数量、設計図面のとりまとめ
・積算方針の立案、積算根拠の作成
・工事工程計画、工事施工計画の精査・立案

工事管理・全体および細部にわたる施工計画書の照査、施工状況の確認
・工事工程計画の照査、工程進捗の確認・管理
・工事変更手続き、新単価の積算
・工事提出書類(使用材料、計画書、報告書、検査調書、工事図面等)の確認・整備
・関連工事、関係官庁、地元との打合せ、工程調整

品質、出来形管理・品質管理試験の立会・確認
・施工状況の確認・巡回指導
・工事出来形の確認・検測、数量照査、図面との整合確認
・品質管理報告書の確認及び整備

安全管理・日々の安全管理状況の確認・巡回指導
・法令に基づいた安全対策の遵守と指導
・作業手順の確認と危険作業の防止
・定期安全パトロールの実施

その他・各種協議資料の作成
・移管関係書類の作成
・工事しゅん工書類の照査、整備
・コスト縮減及び合理的施工に関する技術提案

2018年10月14日

東北地区

touhokuchiku.png 種別凡例 2車線道路トンネル設計 大断面トンネル設計 めがねトンネル、超接近トンネル設計 TBM工法による設計 調査・補修設計 施工(換気設備・非常用施設)設計 施工計画検討 施工管理
東北地区 実績一覧 ※トンネル名は受注時の名称 施工管理業務 ・小坂工事区施工管理業務 ・上山工事区施工管理
設計、調査業務ほか ・稲山トンネル 詳細設計 ・大茂内第二トンネル 詳細設計 ・大茂内第二トンネル 修正設計 ・鎧畑トンネル 詳細設計 ・土渕トンネル 他3トンネル 基本設計 ・土渕トンネル 詳細設計 ・黒沢トンネル 詳細設計 ・折爪トンネル 換気設備設計 ・湯田第二トンネル 詳細設計 ・湯田第二トンネル 拡幅工設計 ・白土トンネル 他2トンネル 一般図作成 ・樺トンネル 詳細設計 ・小波渡トンネル 詳細設計 ・名川トンネル 他2トンネル 基本設計 ・鶴岡地区トンネル 一般図作成 ・風明山トンネル 他1トンネル 詳細設計 ・盃山トンネル 仙台側坑門修正設計 ・白髭トンネル 他1トンネル 詳細設計 ・白髭トンネル 覆工補強検討 ・笹谷トンネル 補修対策調査 ・笹谷地区トンネル 基本設計 ・笹谷トンネル 修正設計 ・笹谷地区 施工計画検討 ・東北大学 地殻観測施設調査・設計 ・今宿地区 施工計画検討 ・栗子~米沢間 道路実施設計 ・鳥屋山トンネル 他変状調査 ・鳥屋山トンネル 変状対策検討業務 ・鳥屋山トンネル 解析業務 ・鳥屋山 実施工再現解析 ・野沢トンネル 詳細設計 ・野沢トンネル 他2トンネル 修正設計 ・坂下トンネル 詳細設計 ・高玉西トンネル 他詳細設計 ・高玉東トンネル 詳細設計 ・高玉東トンネル 工事発注図面作成 ・福島管内トンネル 点検業務(信夫山トンネル他) ・阿武隈東地区トンネル 詳細設計業務(坑門工設計) ・原町トンネル 計画検討業務(一般図) ・磐城国道管内トンネル 点検業務(H23) ・磐城国道管内トンネル 点検業務(H25) ・大久トンネル 詳細設計 ・好間トンネル 基本設計 ・渡戸トンネル 詳細設計 ・大畑他2トンネル 基本設計

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2018年10月13日

北陸地区

北陸地区 種別凡例 2車線道路トンネル設計 大断面トンネル設計 めがねトンネル、超接近トンネル設計 TBM工法による設計 調査・補修設計 施工(換気設備・非常用施設)設計 施工計画検討 施工管理
北陸地区 実績一覧 ※トンネル名は受注時の名称 施工管理業務 ・小浜東工事区施工管理
設計、調査業務ほか ・阿賀トンネル坑門工設計 ・観音寺トンネル基本設計 ・清津峡トンネル詳細設計 ・湯沢地区横断構造物対策検討 ・湯沢地区横断構造物補強設計 ・金谷山トンネル詳細設計 ・金谷山トンネル坑門工修正設計 ・金谷山(Ⅰ期線)トンネル点検 ・金谷山トンネル工事 三者協議会 ・上越~名立谷浜間非常用設備詳細設計 ・鬼伏地区スノーシェルター詳細設計 ・鬼伏トンネル東坑口明り巻設計 ・太平寺トンネル明り巻設計 ・岩木トンネル詳細設計 ・寺地トンネル詳細設計 ・子不知トンネルⅡ期線施工検討 ・子不知トンネル修正設計 ・越中境PA~朝日IC間完成図作成 ・泊トンネル詳細設計 ・福野トンネル他1トンネル詳細設計 ・真木トンネル詳細設計 ・金沢支社管内機械設備更新詳細設計 ・今庄トンネル他覆工調査検討 ・敦賀トンネル設計検討 ・三方~敦賀間5トンネル一般図 ・鳥浜トンネル設計検討 ・加斗トンネル詳細検討 ・木之本IC~今庄IC間2トンネル覆工調査 ・父子トンネル詳細設計 ・鹿野トンネル詳細設計 ・津川工事事務所管内トンネル坑門工設計 ・成出トンネル他1トンネル詳細設計 ・袴腰トンネル詳細設計

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2018年10月12日

関東地区

関東地区.jpg 種別凡例 2車線道路トンネル設計 大断面トンネル設計 めがねトンネル、超接近トンネル設計 TBM工法による設計 調査・補修設計 施工(換気設備・非常用施設)設計 施工計画検討 施工管理
関東地区 実績一覧 ※トンネル名は受注時の名称 施工管理業務 ・北野牧工事区施工管理 ・水戸工事事務所工務課調査等管理 ・青梅工事区施工管理 ・東京外環トンネル南施工管理 ・秦野工事事務所工務課調査等管理業務
設計、調査業務ほか ・関越トンネル内装工詳細設計 ・関越トンネル プレキャスト覆工検討 ・関越トンネル保守車計画設計 ・関越トンネル保守車設計 ・高岩山第二トンネル工事発注図面作成 ・入山トンネル基本設計 ・碓氷軽井沢~香坂間換気設備基本設計 ・観音山トンネル坑門工検討 ・富岡~松井田間完成図作成 ・金精道路トンネル現況調査および動態追跡調査 ・田島トンネル設計検討業務 ・唐沢山トンネル設計検討業務 ・岩瀬トンネル詳細設計 ・十王トンネル他覆工変状調査 ・成沢トンネル詳細設計 ・貝塚トンネル現況調査 ・貝塚トンネル老朽化調査設計 ・佐原香取~潮来間技術関係資料他 ・成田~潮来間技術関係資料他 ・小西トンネル詳細設計 ・京葉道路(改築)関連道路防災設備検討 ・八街地区流末排水設計 ・京葉道路橋梁床板老朽化調査 ・大栄地区道路修正設計 ・高谷・京葉地区工事用道路設計 ・昭和トンネル解析業務委託 ・青梅トンネル基本設計 ・青梅トンネル耐火対策詳細設計 ・八王子JCT~あきる野IC間内装板設計 ・トンネル標準設計図集作成業務(平成17年度) ・第二東名・名神トンネル標準断面設計(平成11年度) ・第二東名・名神トンネルの標準設計に関する検討 ・根府川トンネル覆工補修設計 ・鳥手山トンネル詳細設計業務 ・都夫良野トンネル他換気設備その他改良詳細設計 ・大山地区トンネル一般図作成 ・古宿トンネル詳細設計 ・赤坂トンネル詳細設計 ・鷹取山トンネル換気方式検討 ・日野ずい道調査及び施工計画検討業務 ・日野ずい道補強対策後影響検討業務 ・日野隧道トンネル影響解析 ・日野隧道トンネル分析 ・公田トンネル構造検討 ・公田トンネル図面作成 ・横浜第一トンネル現状調査 ・長浜トンネル詳細設計 ・長浜トンネル坑門工及び内装板設計 ・保土ヶ谷トンネル修正設計 ・保土ヶ谷ICランプ改良比較検討 ・釜利谷トンネル詳細設計 ・釜利谷東トンネル箱抜作成業務 ・横浜新道常盤台地区施工計画検討 ・横浜新道(拡幅)常盤台地区概略設計 ・横浜藤沢道路トンネル換気方式検討 ・横浜湘南道路拡幅部 施工計画検討 ・奥湯本IC本線横断構造物詳細設計

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2018年10月11日

中部地区

tyuubutiku-R1.12.png 種別凡例 2車線道路トンネル設計 大断面トンネル設計 めがねトンネル、超接近トンネル設計 TBM工法による設計 調査・補修設計 施工(換気設備・非常用施設)設計 施工計画検討 施工管理
中部地区 実績一覧 ※トンネル名は受注時の名称 施工管理業務 ・市川三郷増穂工事区施工管理 ・更埴工事区施工管理 ・引佐北工事区施工管理
設計、調査業務ほか ・高鷲トンネル詳細設計 ・須原第1トンネル詳細設計 ・大瀬子トンネル詳細設計 ・美並~八幡間道路修正設計 ・雛成第3トンネル他1トンネル詳細設計 ・乙原第1トンネル他2トンネル基本設計 ・柿田トンネル詳細設計 ☆R1.12更新 ・黒地トンネル詳細設計 ・母野トンネル他1トンネル基本設計 ・古城山トンネル南地質調査 ・彦根管内機械設備改良設計 ・椿原トンネル詳細設計 ・池本トンネル詳細設計 ・飛騨トンネル南坑口拡幅設計 ・飛騨トンネル覆工等修正設計 ・保トンネル北坑口拡幅設計 ・古屋トンネル詳細設計 ・河合地区3トンネル附帯工設計 ・恵那山トンネル集塵機室補助設計 ・恵那山トンネル他洗浄水処理装置詳細設計 ・永江トンネル詳細設計 ・日影トンネル詳細設計 ・日影トンネル工事発注用図面作成 ・熊坂トンネル基本設計 ・東寺尾・綿内トンネル基本設計 ・五里ヶ峯トンネル(東側)詳細設計 ・五里ヶ峯トンネル換気設備基本設計 ・五里ヶ峯トンネル換気修正設計 ・太郎山トンネル施工実績分析 ・大久保第一・第二トンネル基本設計 ・閼伽流山トンネル他換気・防災設備基本設計 ・閼伽流山トンネル(Ⅱ)詳細設計 ・閼伽流山トンネル(その2)工事発注用図面作成 ・八風山トンネル東他1トンネル詳細設計 ・八風山トンネル東(その1)工事発注用図面作成 ・八風山トンネル(Ⅰ期線)補強対策修正設計 ・八風山トンネル西(Ⅱ)詳細設計 ・入山トンネル基本設計 ・上田~坂城間トンネル施工実績分析 ・松井田~佐久間トンネル換気設備詳細設計 ・松井田~佐久間トンネル内装板設計 ・中野地区土取場設計 ・更埴~長野間完成図作成 ・碓氷チェーンべース修正設計 ・碓氷軽井沢~香坂間換気設備詳細設計 ・平トンネル坑門工設計 ・宮狩トンネル詳細設計 ・八之尻トンネル試験施工設計 ・県境~富沢間トンネル間4T基本設計検討業務 ・大月管内トンネル覆工コンクリート劣化度調査 ・新浅利トンネル詳細設計 ・上野原~大月間トンネル内装板設計 ・新大野トンネル詳細設計 ・湯船原トンネル詳細設計 ・御殿場管内定置式溶液散布設備設計 ・千福第二トンネル詳細設計 ・富沢トンネル基本設計 ・真鶴道路トンネル点検業務委託 ・真鶴・新島トンネル変状調査設計業務委託 ・真鶴トンネル覆工調査 ・真鶴トンネル空洞対策検討 ・富士管内天井版撤去検討 ・富士川トンネル避難連絡坑等設計 ・富士川トンネル換気立坑基本設計 ・富士川トンネル換気横坑設計 ・清水第二トンネル発注用図面作成 ・清水第三トンネル詳細設計 ・清水第三トンネル高強度支保断面設計 ・蒲原トンネル他覆工及び空洞調査 ・静岡第二トンネル詳細設計 ・日本坂トンネルクラック調査 ・日本坂トンネル改良計画検討 ・島田第三第四トンネル連絡坑断面検討詳細設計業務 ・島田第三トンネルトンネル詳細設計業務 ・金谷トンネル西工事発注用資料作成 ・金谷トンネル西坑口坑門工設計 ・掛川第二トンネル坑門部検討 ・掛川第二トンネル修正設計 ・浜松トンネル他1トンネル基本設計 ・浜松トンネル西(その3)工事発注用図面作成 ・浜松トンネル施設構造物設計 ・浜松浜北SA流末処理詳細設計 ・引佐第二トンネル詳細設計 ・河内トンネル基本設計 ・東名拡幅標識設計 ・才栗・生平トンネル構造検討 ・額堂山トンネル坑門工修正設計 ・新城地区トンネル検討業務 ・新城地区トンネル一般図作成 ・鳳来地区トンネル一般図作成 ・宇利トンネル天井版撤去設計検討 ・勝川IC路面排水ポンプ設備その他詳細設計 ・今伊勢地区排水設備その他設計 ・尾西地区アンダーボックッス他諸設備実施設計 ・豊田東IC~豊田JCT間開通前初期点検業務 ・岡崎東地区トンネル修正設計 ・岡崎額田地区トンネル坑門工設計 ・奥山田工事用道路発注用図面作成

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2018年10月10日

近畿地区

近畿地区 種別凡例 2車線道路トンネル設計 大断面トンネル設計 めがねトンネル、超接近トンネル設計 TBM工法による設計 調査・補修設計 施工(換気設備・非常用施設)設計 施工計画検討 施工管理
近畿地区 実績一覧 ※トンネル名は受注時の名称 施工管理業務 ・吉備工事区施工管理業務 ・阪奈地区施工管理業務
設計、調査業務ほか ・私市円山トンネル詳細設計 ・私市円山トンネル調査解析業務 ・私市トンネル詳細設計 ・小呂トンネル詳細設計 ・木ノ下トンネル詳細設計 ・木ノ下トンネル工事発注用図面作成 ・新老ノ坂トンネル覆工コンクリート調査検討 ・天王山トンネル東改良詳細設計 ・宇治田原トンネル一般図作成業務 ・京滋バイパス 宇治トンネル内装板設計 ・桂川PA工事発注用図面作成 ・八木東地区道路詳細設計 ・金近トンネル避難連絡坑詳細設計 ・金近トンネル避難連絡坑工事工事発注図面作成 ・播磨新宮~山崎間トンネル基本設計 ・六石山トンネル一般図検討 ・志方西トンネル詳細設計 ・志方東トンネル詳細設計 ・平井トンネル詳細設計 ・舞子高架橋遮光施設基本設計 ・谷内トンネル基本設計 ・舞鶴~大飯間トンネル景観検討 ・明延鳥の奥第2集積場アクセス道路非常排水路拡幅詳細設計 ・六石山,猪渕トンネル一般図作成 ・梶原トンネル詳細設計 ・枚方トンネル断面・換気検討 ・阪奈トンネル詳細設計 ・西名阪トンネル補修調査設計 ・海南~吉備間トンネル基本設計 ・海南~吉備間トンネル非常用設備詳細設計 ・広川IC~川辺IC間完成図作成業務 ・御坊地区発注用図面作成 ・御坊IC~南部IC間非常用施設基本設計 ・高田山トンネル詳細設計 ・芳養トンネル詳細検討業務 ・大津・蝉丸トンネル監査廊補修検討 ・栗東トンネル詳細設計 ・栗東トンネル集じん機室詳細設計 ・甲南トンネル修正設計 ・甲南地区道路構造設計 ・金沢管理局管内避難連絡坑詳細設計 ・新治橋橋梁設計検討業務 ・鈴鹿トンネル詳細設計(TBM) ・鈴鹿トンネル上り線坑門工設計 ・三瀬トンネル工事発注用図面作成 ・船木トンネル工事用発注用図面作成 ・菅合トンネル詳細設計 ・古里トンネル他3トンネル一般図 ・馬越トンネル他1トンネル一般図 ・尾鷲北~海山間トンネル一般図 ・錐ヶ瀧地区附帯工設計 ・私市円山トンネル詳細設計 ・私市円山トンネル調査解析業務 ・私市トンネル詳細設計 ・小呂トンネル詳細設計 ・木ノ下トンネル詳細設計 ・木ノ下トンネル工事発注用図面作成 ・新老ノ坂トンネル覆工コンクリート調査検討 ・天王山トンネル東改良詳細設計 ・宇治田原トンネル一般図作成業務 ・京滋バイパス 宇治トンネル内装板設計 ・桂川PA工事発注用図面作成 ・八木東地区道路詳細設計 ・金近トンネル避難連絡坑詳細設計 ・金近トンネル避難連絡坑工事工事発注図面作成 ・播磨新宮~山崎間トンネル基本設計 ・六石山トンネル一般図検討 ・志方西トンネル詳細設計 ・志方東トンネル詳細設計 ・平井トンネル詳細設計 ・舞子高架橋遮光施設基本設計 ・谷内トンネル基本設計 ・舞鶴~大飯間トンネル景観検討 ・明延鳥の奥第2集積場アクセス道路非常排水路拡幅詳細設計 ・六石山,猪渕トンネル一般図作成 ・梶原トンネル詳細設計 ・枚方トンネル断面・換気検討 ・阪奈トンネル詳細設計 ・西名阪トンネル補修調査設計 ・海南~吉備間トンネル基本設計 ・海南~吉備間トンネル非常用設備詳細設計 ・広川IC~川辺IC間完成図作成業務 ・御坊地区発注用図面作成 ・御坊IC~南部IC間非常用施設基本設計 ・高田山トンネル詳細設計 ・芳養トンネル詳細検討業務 ・大津・蝉丸トンネル監査廊補修検討 ・栗東トンネル詳細設計 ・栗東トンネル集じん機室詳細設計 ・甲南トンネル修正設計 ・甲南地区道路構造設計 ・金沢管理局管内避難連絡坑詳細設計 ・新治橋橋梁設計検討業務 ・鈴鹿トンネル詳細設計(TBM) ・鈴鹿トンネル上り線坑門工設計 ・三瀬トンネル工事発注用図面作成 ・船木トンネル工事用発注用図面作成 ・菅合トンネル詳細設計 ・古里トンネル他3トンネル一般図 ・馬越トンネル他1トンネル一般図 ・尾鷲北~海山間トンネル一般図 ・錐ヶ瀧地区附帯工設計 東岩代トンネル他1トンネル詳細設計業務

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2018年10月 9日

中国地区

中国地区 種別凡例 2車線道路トンネル設計 大断面トンネル設計 めがねトンネル、超接近トンネル設計 TBM工法による設計 調査・補修設計 施工(換気設備・非常用施設)設計 施工計画検討 施工管理
中国地区 実績一覧 ※トンネル名は受注時の名称 設計、調査業務ほか ・玉田山トンネル詳細設計 ・打井畑トンネル他1トンネル詳細設計 ・大内原トンネル他1トンネル詳細設計 ・有漢トンネル基本設計 ・槙谷トンネル詳細設計 ・槙谷トンネル工事発注用図面作成 ・釜坂第二トンネル他1トンネル詳細設計 ・勢力トンネル他2トンネル工事発注用図面作成 ・梅峠トンネル詳細設計 ・牟佐トンネル他1トンネル基本設計 ・牟佐トンネル間換気設備詳細設計 ・女夫岩トンネル詳細設計 ・知谷トンネル詳細設計 ・斐川~出雲間トンネル間一般図作成 ・下味野トンネル設計検討業務 ・智頭用瀬トンネル他一般図作成 ・関門トンネル補修計画検討業務 ・御庄トンネル基本設計 ・宇津戸第二トンネル詳細設計 ・尾道工事事務所管内完成図作成 ・玉田山トンネル詳細設計 ・打井畑トンネル他1トンネル詳細設計 ・大内原トンネル他1トンネル詳細設計 ・有漢トンネル基本設計 ・槙谷トンネル詳細設計 ・槙谷トンネル工事発注用図面作成 ・釜坂第二トンネル他1トンネル詳細設計 ・勢力トンネル他2トンネル工事発注用図面作成 ・梅峠トンネル詳細設計 ・牟佐トンネル他1トンネル基本設計 ・牟佐トンネル間換気設備詳細設計 ・女夫岩トンネル詳細設計 ・知谷トンネル詳細設計 ・斐川~出雲間トンネル間一般図作成 ・下味野トンネル設計検討業務 ・智頭用瀬トンネル他一般図作成 ・関門トンネル補修計画検討業務 ・御庄トンネル基本設計 ・宇津戸第二トンネル詳細設計 ・尾道工事事務所管内完成図作成

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2018年10月 7日

九州・沖縄地区

九州・沖縄地区 種別凡例 2車線道路トンネル設計 大断面トンネル設計 めがねトンネル、超接近トンネル設計 TBM工法による設計 調査・補修設計 施工(換気設備・非常用施設)設計 施工計画検討 施工管理
九州・沖縄地区 実績一覧 ※トンネル名は受注時の名称 施工管理業務 ・北部改良施工管理
設計、調査業務ほか ・うれしのトンネル他対策工設計 ・俵坂トンネル詳細設計 ・俵坂トンネル修正設計 ・現川トンネル詳細設計 ・中尾トンネル詳細設計 ・長崎トンネル詳細設計 ・三川内トンネル詳細設計 ・杷木トンネル詳細設計 ・筑豊烏尾トンネル点検 ・北九州~苅田間完成図発注用図面作成 ・福岡201号 新仲哀トンネル点検業務 ・長野トンネル詳細設計 ・小倉JCT~苅田間内装板詳細設計 ・新津トンネル詳細設計 ・唐原トンネル詳細設計検討業務 ・畑島第1・2トンネル改築実施設計業務 ・関門トンネル立坑補修設計 ・関門トンネル補修計画検討 ・丸ヶ口地区土取場設計 ・萩尾トンネル詳細設計 ・萩尾トンネル他2トンネル内装板詳細設計 ・跡田トンネル詳細設計 ・赤尾第二・第三トンネル詳細設計 ・水分トンネル詳細設計 ・福万山トンネル詳細設計 ・乙原トンネル変状調査 ・向平トンネル詳細設計 ・隠山トンネル詳細設計 ・九六位トンネル詳細設計 ・古城山トンネル点検調査 ・大分河川国道管内トンネル点検 ・南久保山トンネル他2トンネル詳細設計 ・北川IC関連長井地区設計 ・延岡管内14トンネル点検 ・本谷トンネル詳細設計 ・日向第一トンネル工事発注用図面 ・門川~日向間6トンネル一般図 ・内海トンネル他6トンネル調査点検 ・猪八重トンネル基本詳細設計 ・肥後トンネルその他照明設備設計 ・肥後トンネル現況調査 ・肥後トンネル北(その1)工事発注用図面作成 ・八代IC~人吉IC間トンネル現況調査 ・加久藤トンネル坑口景観検討 ・加久藤トンネル南坑門工詳細設計 ・加久藤トンネル南工事発注用図面作成 ・加久藤トンネル電気室 ・加久籐トンネル内装板設計 ・加久藤トンネル坑門工検討設計 ・加久籐トンネル坑口部附帯工設計 ・宜名真トンネル外5箇所点検業務 ・宜名真トンネル既設構造物調査業務 ・新与那トンネル詳細設計業務 ・国道331号トンネル設計業務委託(塩屋工区) ・調整水路5トンネル調査 ・呉我山トンネル他調査・点検 ・名護東道路1号トンネル詳細設計業務 ・名護1号トンネル地下水対策概略検討業務 ・石川トンネル定期点検業務 ・石川トンネル詳細設計業務 ・伊祖トンネル補修対策調査業務委託 ・於茂登トンネル補修対策調査 ・南部国道管内道路トンネル定期点検業務 ・南部国道管内トンネル点検業務

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2018年10月 6日

引佐北区 施工管理業務

設計8年経験後、はじめての現場経験引佐北区 施工管理業務
第二東名高速道路は当時、現東名高速道路の渋滞解消と災害や有事における迂回路を担う目的として山間部に計画されました。

そのうち、弊社が担当した業務は、愛知県境に近い静岡最西部に計画された1500mの本線トンネルと、現東名高速に繋げる連絡路と長野側に伸びる三遠南信道路との接続部となる、わが国最大規模の高規格ジャンクションの工事管理でした。

トンネルボーリングマシン(TBM)引佐北区 施工管理業務第二東名は、設計速度140㎞/h相当の超高規格道路として車道3車線+フルショルダー幅員で計画されたため、トンネル部は当時としては実例のなかった断面積200㎡の大断面扁平トンネルを採用していました。

この大断面の標準工法として採用したのが、「TBM導坑先進拡幅掘削工法」でした。この工法は、大断面の中央にトンネルボーリングマシン(TBM)にてあらかじめ導坑を先行して施工し、その導坑が有すさまざまな効果を期待して、安全かつ合理的に拡幅施工を行うことを目的としたものでした。

幸いなことに弊社は、この第二東名高速道路に先駆けたパイロット事業であった秋田自動車道 湯田第二トンネルにおいて、TBM導坑先進拡幅掘削工法の設計から施工計画、積算基準作成、施工結果の集積まで、TBMでは他社に先駆けた経験を有していたので、自分には初めての現場経験でありましたが、自信をもってこの現場への参画を希望しました。

想定外に劣悪な地質しかし、自然は、そう簡単に私たちの期待通りにはさせてくれませんでした。

計画時は、1台のTBM機で上下線2本の導坑を約1年で施工する予定でしたが、実際には、導坑2本を貫通するのに3年近くを有したのです。

地質は、恐竜が生息していたといわれる時代に、海溝深く付加生成されたメランジ構造(硬いものと破砕されたものが混在する岩)と称す堆積岩で、非常に亀裂に富んでいるため、わずかな水で、もろく崩れやすく、トンネル屋にはとても厄介な地質でした。

引佐北区 施工管理業務

選択肢のないジレンマTBM機はシールド機同様、切羽の状態を直接目で確認することができないため、マシンの推力やトルク、排土の状況などあらゆる情報を駆使しながら施工を進めましたが、カッタヘッド前方からの切羽崩壊によりマシンが停止する事態に見舞われました。

狭隘空間のため、捕まったマシンを救出して再稼働するための手段としては人力掘削しか選択肢がなく、1日の進行がわずか50cmといった日もあり、崩壊のたびに2カ月程度の復旧期間を要しました。

TBMを貫通させたのちのNATMによる拡幅掘削においても、破砕帯部で切羽崩壊を招いたが、積極的に補助工法を駆使して安全の確保に努め、無事拡幅掘削の完了を迎えることができました。

引佐北区 施工管理業務

貴重な経験引佐北区 施工管理業務トンネル掘削による地すべりの誘発と対策、盛土場での予期しなかった希少植物の発見と保護対策、橋梁下部工施工場所のホタル環境の回帰保護なども経験しました。

また、造る側と地元との意見の食い違いなど、設計で勉強したことが通用しない場面にもたくさん出会いました。

トンネル貫通式の日、人力掘削という厳しい作業環境の中、最後まで現場の安全を貫いていただいた工夫の親方が、"いやぁ、大変でしたよ。でも、よかった。ありがとう"と涙を流しながらささやかれたときは、思わずもらい泣きをしてしまいました。

それぞれの立場が違っても、同じ目標に向かって苦労を共にし、最後にいい結果が残せることがこんなにも感慨深いものなのかということを、はじめての現場経験で痛感したことを覚えています。


技術部 田中



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小浜東工事区 施工管理業務

軟弱地盤上にトンネル発生土を合理的に盛土小浜東工事区 施工管理業務
舞鶴若狭自動車道の敦賀から小浜間の約39㎞は、北陸道から山陽道吉川に至る日本海側の流通ネットワークの中で唯一残された未整備区間でした。

このうち弊社は、西側の上中~小浜地区間のトンネル5本、橋梁5橋、それらと接続する切盛土工を含む約10㎞について工事発注から開通までの管理を担当し事業全体の遅延もなく無事に路線開通まで行いました。

効率よくトンネルずりを運搬急峻な山間部を貫くトンネルは、橋梁と接続される連続トンネル群となり、工事に先立っては、土運搬や資機材の搬出入に必要な工事用道路の確保をしつつ、地元の生活道路環境に配慮することが課題でした。

そこで、土運搬は、一般道を経由することなく本線上から効率よく盛土場へ搬土できるよう橋梁等の発注手順を合理的に組み立てることに。

計画路線で最も延長の長いトンネル(約3㎞)は片押しで施工し、トンネル掘削ずりは、安全かつ効率の良い連続ベルトコンベアシステムにより坑外搬出する運びとなりました。

豆腐の上に重みをのせるようなもの山間部につながる平地部は、おぼれ谷とよばれる形成過程からなる国内でも有数の軟弱地盤地帯です。

小浜東工事区 施工管理業務「田んぼの真ん中に土を山積みして放っておいたら翌年、そこは池になっていた」という、話を地元の長老から伺ったことがありました。

そのような地盤であることから、トンネルから発生した掘削土をこの軟弱地盤上にいかにして盛土するかが技術的に大きな課題だったのです。

豆腐と同じように、高い含水比の粘土地盤は、ゆっくりと水分を抜きながら荷重をかけて圧密を促進してやらないと地盤の破壊が止まらなくなってしまいます。

そのため日々発生するトンネルずりは、一度に重みがかからないように効率よく盛土場所を限定して、合理的にゆっくりと少しずつ盛土することが必要になります。

そこで、現地土の圧密特性に配慮して、地表から垂直にカードボードドレーンという排水促進材を打ち込むとともに、盛土の速度と荷重は、1日当たり5~8cm相当に限定した緩速盛土(30cm盛ったら1週間程度放置)としました。

また、将来のゆっくりとした長期沈下が招く補修リスクを極力少なくするために、あらかじめ計画盛土高さよりも高く盛り上げ放置して、地盤を過圧密状態にする載荷盛土(プレロード・サーチャージ)工法も採用しました。

続くトンネルの掘削作業と排雪のために止まる盛土作業小浜東工事区 施工管理業務冬場の積雪時には、盛土一面が雪で覆われるため、盛土作業を一旦止めて排雪に専念する反面、トンネルは冬でも掘削しているため、ずりはどんどん出てきます。

そのような状況のなか、トンネル掘進工程と盛土速度の調整、さらには圧密放置期間を計測データなどと照らし合わせながら調整するなど、一連の工程を合理的に管理することに努め、その結果、事業全体の遅延もなく無事に路線開通ができました。

メッセージ小浜東工事区 施工管理業務路線供用して5年目の夏、私用で舞若道を利用する機会がありましたが、舗装の段差や波打つこともなく快適に走行できたのを覚えています。

心配した盛土区間は長期沈下もほとんど発生していないようで、「やったことは間違ってなかったのだ」と心なしか安心して何だか、ほっとした気分になりました。


技術部 田中

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東九州自動車道 唐原トンネル詳細設計検討業務

遺跡保存のためトンネルの計画唐原トンネル詳細設計検討業務
東九州自動車道は、北九州市小倉JCTで九州縦貫自動車道から分岐し、福岡から大分・宮崎を経て鹿児島に至る全長約436kmの高速自動車道です。

そのうち、本トンネルは福岡県築上郡上毛町に位置し、計画地は史跡唐原山城跡の南端付近の丘陵地を横断していました。

当初、単一断面(4車線)の土工切土で計画されていましたが、調査の結果計画路線上に古代山城跡が発見され、遺跡保存のためトンネルに変更されました。

地形はトンネル設計としては小土被りで(最大18m)、地質は新生代新第三紀の凝灰角礫岩、火山礫凝灰岩の未固結地山から形成され、強度的に見ても決して十分とはいえません。

しかも、トンネル上部に遺跡が存在する状況。トンネル工事による地表面沈下などで遺跡にダメージを与えるわけにはいかないため、本業務最大の課題は地表面沈下の抑制を念頭にした施工法の採用と将来線施工を見据えたトンネル構造の設計でした。

全長243mと高速道路上におけるトンネルとしては比較的短いトンネルでありながらも、双設トンネルとしての検討も考慮しなければならず、やりがいのある業務だったことを覚えています。

過去の経験を生かし、新たな工法への挑戦これまで双設トンネルといえば上下線一体構造の「めがねトンネル」が多く採用されてきました。

この場合、上下線の支保工や覆工がセンターピラー部を共有することから、非常に複雑な挙動を示し先行トンネル側に変状が発生するという構造上の問題点がありました。

上下線施工に伴いセンターピラーには大きい荷重が作用することになり、以前はこの部分をコンクリートで置き換えて上下線一体構造としていましたが、これをなくすことは、その荷重に耐えるだけの地山の強度と幅が必要となります。

そこで近年、補助工法の開発とともに高強度吹付コンクリート・高規格支保工の採用により、これらの問題解決のため上下線が各々単独構造となる超近接トンネルが施工されるようになってきました。

そうした背景などを踏まえ、本トンネルでは、FEM解析を用いて上下線一体構造の「めがねトンネル」と上下線分離構造の「超近接トンネル」について比較解析を行いました。

その結果、先行トンネルの安定・安全性を確保しつつ、遺跡に対する影響や経済性、施工面など有利となる「超近接トンネル拡幅案」を採用したのです。

唐原トンネル詳細設計検討業務

将来線(Ⅱ期線)施工を考慮した覆工構造「超近接トンネル拡幅案」を採用したものの、一筋縄ではいかないのがトンネル工事です。

小土被り・低強度地山における双設トンネルを暫定施工で計画するため、将来線(Ⅱ期線)施工時におけるⅠ期線トンネルの安定・安全性をいかに確保するかが課題でした。

これまでの双設トンネルは大半が完成形で施工されていました。しかし、今回はⅠ期線のみの施工であり、Ⅱ期線施工に伴いⅠ期線トンネルはⅡ期線側に引っ張られて変形し大きな応力を受けることになります。

そこで、その応力に耐えるためにFEM解析を行い将来線トンネルの施工に伴うⅠ期線トンネルの覆工コンクリートに作用する荷重を算定。

さらに、フレーム解析にて支保部材・覆工の構造計算を行い、Ⅰ期線トンネルの覆工補強として一部を増厚するとともに複鉄筋構造とすることでその問題を解決しました。

町道直下部のトンネル施工法起点側の坑口部は、トンネル支持地盤が軟弱なうえに上部を土被り1.6mで町道が横断していました。

そこで小土被りとなる町道に対しては、できるだけ短期間で町道機能を回復する必要があることから、一時通行止めとして坑口より30m間を開削し現場打ちの明り巻構造を構築したのち、土被りが2m程度確保できるように現町道を改良する計画としました。

また、坑口部の地耐力不足対策としては、開削時に攪拌混合処理(現地の土とセメント等を混ぜる)工法を施工して、支持地盤まで改良する計画としました。

メッセージ完成後、仕事で東九州自動車道を利用する機会がありました。

まず気が付いたのはトンネル名が唐原山城トンネルに変わっていたことです。

歴史ある古代山城跡から命名したのでしょう。試行錯誤し設計検討を行った業務でしたが、実際走ってみると、今は暫定車線しか施工されていないため、何の変哲もないトンネルであり、わずか10秒程度で走り抜けてしまいます。

「大変な工事=大規模な工事」というイメージがあるかも知れませんが、実は数秒ほどで走り抜けるわずかな距離のトンネルにもいろいろなストーリーが詰まっています。

地質やその時々の状況に応じて臨機応変さが求められるので、決して楽な仕事ではありませんが、その分やり遂げた時の達成感はとても大きなものです。

私の担当したこの「唐原山城トンネル」も、いつの日か双設トンネルになり注目される日を楽しみにしています。


技術部 今辻


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小坂工事区 施工管理業務

設計4年経験後、はじめての現場経験小坂工事区施工管理
日本海沿岸東北自動車道は、北陸自動車道と東北自動車道を結び、東北地方の日本海側における強化・発展を目的として計画されました。

そのうち、弊社は秋田県大館市~東北自動車道とを結ぶ小坂JCTまでの約6㎞区間における工事管理を担当しました。

自然の力を見せつけられる私たちが工事管理を担当したトンネルの地質は、新第三紀中新世の堆積岩(泥岩、凝灰岩類)で構成されており、泥岩・凝灰岩は膨張性を示す地質としてよく知られています。

掘削開始してから約500m進んだ付近から内空変位量の増大が顕著になってきたため、支保パターンを順次ランクアップしていきました。

しかしその後も内空変位量は増大し続けたため、変位抑制を目的に仮吹付インバートで早期閉合を図り、仮インバート(ストラット)も施工していました。

前日に上記の対策を実施した区間を翌日見に行ってみると、そこでは鋼アーチ支保工がぐにゃっと曲り、本設インバートや仮インバートが崩壊していました。

初めて自然の力をまざまざと見せつけられ、「こんな山、本当に掘れるのかな?」と不安になったことを覚えています。

重金属を含む土砂は饅頭のように封じ込め盛土小坂工事区 施工管理当該地域周辺は、世界的に有名な黒鉱鉱床(海底火山活動で堆積した銅、鉛、亜鉛などの多金属を含む地層)が存在しているため、トンネル掘削により発生するズリ(岩石)が原因となり重金属等の流出による農作物や健康被害の発生が危惧されていました。

そこで有識者や専門技術者からなる委員会が設置され、トンネル掘削土に対して重金属を有害量含んだものか、含んでいないものかを判定する方法や処理方法について検討されました。

重金属を有害量含んだものについては、「管理型ずり」と称して本線脇の管理型盛土場に搬出しました。

管理型盛土場の構造は、遮水シートによって有害土を完全に封じ込める方式で、いわば饅頭の中にアンコをくるむような処理方法です。

小坂工事区 施工管理夏の暑い時期に真っ黒な遮水シートを敷き並べ、継ぎ目を熱圧着させます。これだけでも厚いのに、水一滴でも外に出さないよう管理しなければならないので、熱圧着継ぎ目部に針を通す確認試験をひたすらやり続けた記憶があります。

この甲斐もあり、盛土後の周辺河川水のモニタリングにおいても異常は認めらませんでした。

コンクリート技術者としての成長小坂工事区 施工管理この現場で約9年勤務する間に、私はある生コン工場の工場長と仲良くなることができました。

その方は自分の工場から出荷される生コン打設の日には必ず現場に来て、出荷された生コンの状態や打設中の状況、時には仕上げまで携わるほどとても熱心な人でした。

コンクリートにとても造詣が深く、大学の授業でしか生コンに触れたことのなかった当時の自分にとってはまさに先生と呼べる人で、その方からコンクリートに関する様々なことを教わることができました。

また秋田の冬はとても厳しく、時にはマイナス30度近くになる日もあります。

ポップアウト(粗骨材中の水分が凍結・膨張し、コンクリート表面のモルタル分が剥離するという現象)を初めて見たり、寒中養生がうまくいかずコンクリートを凍結させてしまう失敗もしました。

このように秋田の現場で出会った人や気候により技術者として成長し、コンクリート技士・コンクリート診断士の資格も取ることができました。


技術部 井上


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穂別工事区 施工管理業務

初めての現場で北海道屈指の難工事を担うことに穂別工事区施工管理
道東自動車道は、北海道千歳市の千歳恵庭ジャンクションから、海道釧路市の阿寒インターチェンジ及び足寄郡足寄町の足寄インターチェンジに至る高速道路である。

入社4年目となる平成15年11月、北海道千歳の地に降り立った当時20代半ばの私は、以前より弊社が請け負っていた道東自動車道の夕張~占冠間のうち、むかわ町穂別全域と占冠村の西部を担当する施工管理業務のチームに加入しました。これが初めての現場経験でした。

このチームは、この路線の中でも屈指の難工事と想定され、道路トンネルとして当時道内最長(現在2位)の延長を誇る穂別トンネル(延長4.23km)を担当していました。

このトンネルが難工事と想定されたのは、これまでに激しい地殻変動の影響を受けた複雑な地質構造を呈し、非常に脆弱な蛇紋岩※に代表される変成岩が多く存在するとともに、土被りが最大約400mと非常に大きかったためです。

北海道の道央と道東を結ぶ重要なプロジェクト穂別工事区施工管理当時、道東自動車道の夕張~十勝清水間は急峻な地形と過酷な気象条件下にある日勝峠(標高1,022m)への回避が余儀なくされていましたが、この道東自動車道は夕張~十勝清水間が結ばれることで、道路標高が約400m下がり、道路の線形が大幅に改善されます。

そうしたことで、走行距離が約30km短縮され、所要時間が約50分も大幅に短縮されます。

また、標高が下がることにより、吹雪・濃霧・事故などのリスクが減少し、交通の安全性も大幅に向上することが見込まれていたことから、道東自動車道は北海道の東西分断を解消するとともに、道央圏と道東地域の連携を強化し、沿線地域の産業、経済、文化の発展に大きく貢献する道路として期待されていました。

その様な社会的にもトンネル工事としてもやりがいのある業務が初めての現場ということで、チーム加入当初から多くの貴重な経験の連続だったことを覚えています。

度重なる切羽崩落を乗り越えてもやってくる難所の数々穂別工事区施工管理当チームでは、平成15年3月に準備工事として穂別川工事に着手したのを皮切りに、順次本線工事に着手し、平成16年調査坑としての位置づけで、穂別トンネルに並行する避難坑を東西より掘り始め、平成18年3月以降東西より本坑の掘進を開始しました。

私が主に担当していた西工区では、蛇紋岩が出現する以前に、泥岩、緑色岩、粘板岩の破砕帯において幾度となく切羽崩落や大きな変位に苦しめられ、進捗を阻まれました。

私自身、初めての切羽崩落は今でも鮮明に脳裏に焼き付いており、自然の脅威に圧倒されたことを今でも覚えています。

そしてそれを乗り越え、とうとうトンネル地質の主体である蛇紋岩のおでましとなりました。

この区間の支保構造は、避難坑での実績を踏まえ、解析的な手法も取り入れて支保構造の安定を図るために、『高耐力二重支保工(高強度の材料を使用し支保工を二重にする工法)による早期閉合(インバート支保工までを早期に閉合するもの)工法』および地山の一体化を図り先行変位を抑制する『長尺外周補強工』を採用し、蛇紋岩に立ち向かいました。

多数の切羽崩落でも一人も欠けることなく迎えた貫通の瞬間蛇紋岩に立ち向かうため、たくさんの準備をしてきたことから、大きな変位や切羽崩落もあったものの、無事、平成22年7月23日、東西が貫通しました。

東西を分かつ最後の切羽から光が漏れたとき、大きな歓声があがり、前線の工夫さんやJV職員さん、ネクスコ職員さんと共に健闘を讃え合いました。

何よりも、あれだけ切羽崩落にあいながら、事故で一人もかけることなく、全員で貫通を喜び合えたことに大きな感動を覚えました。

平成23年10月に開通してから、7年。北海道旅行をした際には、必ず自身が携わったこのトンネルを駆け抜けています。そしてこれから何度でもこのトンネルを駆け抜けたいと思います。

蛇紋岩は地質的に脆弱な地質構造線や断層構造に沿って広く分布し、含水鉱物である為、風化作用を受けやすく、もろく崩れやすい性質がある。又、トンネル掘削により強大な土圧が作用し、内空断面が大幅に縮小するような膨張性を有する。


技術部 椎本

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2018年10月 5日

会社案内

ロードエンジニアリング
未来への遺産となってゆくものだから、人と自然が共存できるトンネルを作りたい。

計画・調査・診断から施工管理まで。私たちは、道路トンネルのエキスパート集団です。
総合的なトンネル計画業務を行う企業として、ロード・エンジニアリングはいつの時代もエキスパートであり続けます。

トンネル私たちの国、日本のトンネル設計は潜在する断層や、確認の難しい複雑な地質構造の多い地山のため想定が難しく、工事中の変更が少なくありません。

弊社では豊富な経験を生かし、こうした変更が少なくなるよう慎重な設計を行っていますが、更に変更が生じた場合についても考慮し、対応する工法の提案をしております。

このことは工事の安全を図るのみならず、出現する地山に対応した工法の変更提案が、より見通しを明らかにし、経済的な工事が行えることになるでしょう。

道路トンネルは本体の完成だけでは供用できません。換気、照明、非常用施設などのトンネル附帯設備が必要となります。弊社は、こうした設備設計を古くから経験し経済的設備設計に心がけております。

トンネルの調査、施工管理業務については設計者自身の経験を蓄積することを目的として派遣しているほか、技術士等による施工現場診断、地山分類等も行っております。

代表あいさつ

株式会社ロード・エンジニアリングは、1986年3月の創立以来、トンネル分野を専門とする建設コンサルタントとして、「計画」、「調査」、「診断」及び「施工管理」の多くの業務に携わり、我が国のインフラ整備の一端を担う専門コンサルタントとして成長してまいりました。

近年、少子高齢化・人口減少、甚大な被害が伴う自然災害の増加、さらにはインフラの一斉老朽化等、我が国はこれまでにない事態に直面し、防災・減災、国土強靭化への取り組み加速化・深化の必要性が叫ばれています。

このような社会情勢においても、弊社ではこれまで長年にわたり蓄積した豊富な経験を踏まえた専門技術力や業務への取り組み姿勢により、顧客満足度の高い業務成果を提供するとともに、多くの表彰を受賞しております。

また、弊社の就業環境は、新型コロナウイルス感染防止対策を契機として、在宅勤務や時差出勤の活用、従業員とその家族も含めた定期的なPCR検査等、従業員が安心して働ける環境づくりを整備するとともに、過重労働の抑制を積極的に実践しております。

弊社は、これからも「未来への遺産となってゆくものだから、人と自然が共存できるトンネルを作りたい」という会社理念のもと、将来にわたり国民の安全・安心を確保し、「持続可能な社会の創造に貢献する」という強い信念のもと、引き続き専門技術力およびサービス品質の向上、継続的な技術の研鑽に努め、大手建設コンサルタント会社に引けを取らないインフラ整備の「エキスパート集団」として精進してまいりますので、より一層のご支援とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

2022年9月代表取締役 後藤 博

会社概要

所在地

【本社】
  〒116-0013
東京都荒川区西日暮里5丁目24番7号 冠ビル
TEL:03(3891)0711/FAX:03(3891)0701

【福岡支店】
  〒812-0016
福岡県福岡市博多区博多駅南1丁目15番12号 ビュー博多
TEL:092(436)1588/FAX:092(436)1589

【大阪支店】
  〒591-8022
大阪府堺市北区金岡町1423-4番地1920
TEL:072(691)0711/FAX:072(691)0711

営業所 仙台営業所
大分営業所
沖縄営業所
役員等 【会   長】清水 洋
【代表取締役】後藤 博
【取 締 役】田中清範
【取 締 役】石田美恵
【取 締 役】田島さゆり
【大阪支店長】坂山安男
【九州支店長】今辻 勉
【顧   問】菅原幹夫
【顧   問】亀甲谷義高
創業 昭和61年3月3日
資本金 1,000万円
技術者資格保有の延べ人数 ・技術士(トンネル部門)6名
・技術士(総合技術監理部門)1名
・RCCM(トンネル部門)1名
・RCCM(道路部門)1名
・コンクリート診断士 2名
・1級土木施工管理技士 12名
ISO取得状況 9001(本社、福岡支店にて取得)
主要取引先 ・国土交通省
・東日本高速道路株式会社
・中日本高速道路株式会社
・西日本高速道路株式会社
・首都高速道路株式会社
・沖縄総合事務局(南部・北部国道事務所)
・沖縄県
・神奈川県道路公社
アクセス

JR山手線「西日暮里」徒歩1分
JR京浜東北線「西日暮里」徒歩1分
メトロ千代田線「西日暮里」徒歩1分

順路
  1. JR西日暮里駅改札を出たら通路を右に進む。
  2. 目の前にあるビル(左に不動産屋さん、右にみずほ銀行ATMのあるビル)の間を入り、エレベーターで5階へ。

※経路が不明な場合はご案内いたします。03(3891)0711までご連絡ください。

2018年10月 4日

【設定用】募集要項バナー

設計技術者に必要なこと

土木は「経験工学」現場の経験とは、現場を見る・聞くだけではなく、法面の地すべりや、トンネル切羽の崩壊など、そのとき起こった事象に対し、自らがどのように考え判断し、その結果が良くも悪くも、次の現場や設計にいかに役立てるかが本当の意味での経験であると考えています。

インフラの整備は、計画・設計・施工・供用・維持管理といった基本的流れがあります。その中でも建設事業の基本的部分をつかさどる設計と施工は、切り離して進めることは不可能です。

特に"土"を相手にする仕事の場合、予期せぬ地盤や地質の変化に伴って施工中の設計変更を避けて通ることはできません。しかし、事業費の増大を避けるためにも、このような設計と実施工との乖離を限りなく減らすことが設計者の判断力を問われる大きな課題であります。

そのためにも机上での知識・経験のみではなく、現場でしか得られない知識や判断力など、造る側の目線を養っておくことが、設計技術者としての大きな財産となります。

弊社は、技術者としてより多くの現場を経験することで、「どこに出しても恥ずかしくない真の設計技術者」を積極的に育てていくことを社員教育の基本理念としています。

おかげさまで弊社は、道路トンネル部門の設計・施工管理、維持管理に豊富な経験と実績を有しております。

近年では、新東名神高速道路や東京外かく環状道路など、日本に代表される最新技術や巨大プロジェクトの設計・施工管理業務にも積極的に参画しています。

そのため、技術者としては特別な専門的経験をさせていただいており、この経験を今後のより一層の社会貢献につなげていきたいと考えています。

  • 設計技術者に必要なこと
  • 設計技術者に必要なこと
  • 設計技術者に必要なこと
  • 設計技術者に必要なこと

研修制度・キャリアアップ

資格取得支援・技術士(1回目の受験料会社負担)
・RCCM
・1級土木施工管理技士
・2級土木施工管理技士
・コンクリート診断士
・公共工事品質確保技術者Ⅱ

などの資格取得の面では希望者がいれば、先輩社員等が模擬面接をしたり、社内勉強会を実施します。

これは資格を取得していくことで、個人のレベルアップだけでなく会社全体のレベルアップにもつながると考えているからです。

資格取得に向けて、こういったバックアップ体制を整えていますので、希望の資格などがあれば積極的に申し出てほしいと思っています。

また、資格取得などに関する講習会があった場合には事前に報告をいただければ、基本的には自由に参加することが可能です。ご自身のスキルアップ・キャリアアップを目指してください。

2018年10月 3日

技術部 椎本 2000年4月1日入社

椎本入社のきっかけ
高校生の頃に北海道古平町にある豊浜トンネルで崩落事故が発生し、当時大きなニュースとして取り上げられたことがトンネルに興味を持つ大きなきっかけとなり、山岳トンネルについて様々な実績を持つ当社を志望しました。

仕事内容
現在の仕事内容としては、東京外かく環状道路の関越自動車道と東名高速道路を繋ぐ約16kmのうち、南側の約9kmのトンネル工事の施工管理業務に携わっており、工事発注業務のサポートや、品質・安全の向上に向けた受注者の指導、工事全体の管理を行っています。

職場の雰囲気
課全体がチームとして仕事に取り組むという意識があり、皆が協力しフォローしあいながら仕事を進めており、非常に良い雰囲気です。

休みの日は
休日は、読書や音楽鑑賞をしたり、地域のバドミントンクラブに所属し汗を流しています。バドミントンクラブでは老若男女幅広い層の方々と交流できるためとても有意義に過ごしています。

技術部 井上 2001年4月1日入社

井上入社のきっかけ
大学4年生の時、トンネル研究室に配属されたのがトンネルとの出会いでした。

研究室は活気があり、研究内容も実務に近いものがほとんどだったので、社会人の方々の出入りも多かったです。そんな中で徐々にトンネルに携わる仕事をやってみたいと思うようになり、最終的には先生の勧めで当社に入社しました。

仕事内容
今は、施工管理をやっています。

施工管理は、工事の安全・品質・工程すべてを管理しなくていはいけません。さらには積算、工事変更手続き等工事に係るすべてについて把握しておく必要があります。したがって、幅広い知識とコミュニケーション能力が必要です。また発注者支援業務ですので、かゆいところに手が届く業務を心がけています。

職場の雰囲気
施工管理業務は、決して一人だけでできるものではありません。さまざまな得意分野を持った人が集まってチームをつくっていますので、活発な意見交換があります。また他の工事区とも連携を取る必要もあるので、話しやすい雰囲気のある職場です。

休みの日は
休日は子供たちにサッカーを教えています。お父さんコーチですけど、小学校から続けてきたサッカーがようやく役に立ちました(笑)

子供たちの成長とともに自分も教えられることも多く、彼らの未来に触れているという点でやりがいを感じています。コーチ同士や保護者を含めた飲み会も楽しんでいます。

技術部 古賀 2005年4月1日入社

古賀入社のきっかけ
建設現場と設計を両方見てみたいとの思いにて入社志願しました。

仕事内容
現在は発注者支援の施工管理業務を行っています。

工事物の品質・出来形・工程・安全管理から、工事額の積算、工事の変更手続き、関連各所との協議と幅広い支援業務です。
建設工事の計画段階から発注・施工・竣工と一連の仕事に携われます。

職場の雰囲気
発注者の方や工事受注者の方と活発な議論・意見交換から冗談話まで出来る、風通しの良い雰囲気です!

休みの日は
息子の少年野球のお手伝い、娘のピアノの練習、奥さんとの晩酌と仕事を忘れてリフレッシュしています!

技術部 藤 2021年3月18日入社

藤入社のきっかけ
これまでの職務経験を活かしつつ家族との時間を確保したいと思い、転職を考えました。前職は、転勤が多くさらに長期単身赴任もあり、生活環境に悩んでいた時期に、弊社を知りました。

私自身の経験や、保有資格を十分に活かせると考え、入社を決意しました。

仕事内容
高速道路山岳トンネルの設計と発注者との協議に携わっています。トンネルの出来上がりは同じ形でも、そこに至るまでの経緯が全てのトンネルで異なるところに面白みがあります。

発注者との打合せのため、月1回程度の出張があります。打合せ前の資料作成時期、プロジェクトの開始直後と完了間際は繁忙期となるため、月25時間程の残業で対応する時もありますが、通常期は、計画的に業務を進められます。

職場の雰囲気
業務は、職歴や経験に応じて役割分担し、計画的に取り組みます。また、業務中の疑問点や不明点について質問すると、職員全員で解決策を考えます。

一方、私の意見や主張を受け入れて頂ける土壌もあり、風通しはいいと感じます。積極的に業務に取り組める雰囲気があると感じています。

出張時の食事会や、社内の懇親会では、とても楽しい時間を過ごすことができています。

休みの日は
家族との時間を確保しつつ、資格取得に向けた自己啓発や、テレビ鑑賞(主にスポーツ観戦)などで過ごしています。

2018年10月 2日

採用エントリーフォーム

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おって担当者より、連絡いたします。

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氏名
例:豚寝 治郎
氏名(ふりがな)
例:とんねる じろう
性別 男  女 
生年月日 年 月 日 
TEL
E-mail
携帯アドレス可

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ご住所
実務経験(技術系) ■最近5カ年内における主な業務3件

(空白では送信出来ないため、全ての枠を埋めてください。記入事項がない場合には「無し」と記入願います。)

発注者1 業務名1

担当業務内容1

発注者2 業務名2

担当業務内容2

発注者3 業務名3

担当業務内容3
実務経験(事務系) 担当業務内容
その他、応募に関する連絡事項

お問合せフォーム

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例:豚寝 治郎
氏名(ふりがな)
例:とんねる じろう
TEL
例:090-0000-0000
E-mail
例:aaaa@tunnel.com(携帯アドレスでもOKです)
お問合せ内容

2018年10月 1日

個人情報保護方針

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