施工管理:施工管理って、どんな仕事?

道路やトンネルなどの工事が安全に、そしてスムーズに進むように、さまざまな立場の人たちと連携しながら工事全体を支えるのが「施工管理」の仕事です。

私たちロード・エンジニアリングの施工管理では、工事を発注する側(国や自治体など)の立場で発注者とともに、計画から設計、施工までをサポートしています。単に「現場を見る」だけでなく、工事の前から完成後の管理まで携わるプロジェクト全体の流れを支える重要な役割です。
たとえば、どんな材料を使うか、安全に作業できているか、予算は計画通りかなど、さまざまな確認や調整を行いながら、みんなで一つのゴールを目指します。


私たちの仕事のイメージ
施工管理員は、発注者(国・自治体など)や施工業者(工事をする会社)と一緒に、現場で起きるいろんなことに対応しながら、日々の業務を進めています。現場では、意見の交換や技術的な話し合いを行いながら、「より良い工事になる様に」みんなで力を合わせていきます。


具体的な仕事内容
施管STEP①工事発注業務の支援
business03-1.png工事の準備や発注をサポート

  • 設計した内容に間違いや不備がないか、図面や調査結果をチェックします。
  • 橋やトンネルの強さを決める「構造計算書」を確認します。
  • 数量や図面の最終確認を行い、発注に向けてまとめます。
  • 見積もりの方針を立てたり、積算の元になる資料を作成します。
  • 工事のスケジュールや流れ(工程)を計画します。
  • 関係者との協議説明資料などを作成します。


施管STEP②工事管理
DSC_8821.jpg実際の工事をしっかり管理

  • 工事の進め方を書いた「施工計画書」をチェックします。
  • 工事が予定通りに進んでいるか、現場を確認します。
  • 工事内容の変更があったときに、その手続きや費用の再計算を行います。
  • 使用する材料や報告書、図面などの提出書類を確認します。
  • 他の工事や役所、地域の方との打ち合わせを行い、スケジュールを調整します。


施管STEP③品質・出来形管理
DSC_3029.jpg工事の品質や完成形をチェック

  • 材料の品質試験の立ち会いや確認を行います。
  • 現場を巡回して、きちんと施工されているかを確認やアドバイスをします。
  • 出来上がった構造物が、設計どおりかを測って確認します。
  • 品質に関する報告書をまとめて整理します。


施管STEP④安全管理
名称未設定-41.jpg現場の安全を守る

  • 毎日の安全状況を確認し、注意すべき点があれば指導します。
  • 法律に合った安全対策が守られているかチェックします。
  • 危険な作業がないか、手順が正しいかを確認します。
  • 定期的に「安全パトロール」を実施して安全意識を高めます。


施管STEP⑤その他
DSC_8868.jpgその他の仕事

  • 会議や説明のための資料を作ります。
  • 完成した施設を引き継ぐための書類を整えます。
  • 工事が終わった後の「完成報告書」のチェックと整理を行います。
  • 工事費用をおさえる工夫や、もっと効率のいい施工方法を提案します。


「現場での経験」が、技術者としての財産になる
この仕事は、ただ事務所でパソコンと向き合うだけではなく、実際に現場に足を運び、仲間とともに形あるものを作り上げる仕事です。
トンネルや橋など、何十年も残るインフラを支える責任感とやりがいが、きっとあなたの成長につながります。


施工管理応募パンフレット
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