2018年10月19日

設計部門

道路トンネル本体工の設計道路トンネル本体工の設計概略または基本設計
トンネル平面、縦断線形に基づく、地質平面縦断図の作成、坑門位置及び型式の検討、トンネル断面図の作成、換気計画検討、施工法の比較検討、概略工程・概算工事費の算出

詳細設計
地質平面・縦断図等地質調査資料に基づくトンネル支保構造の設計(岩質区分、支保パターン図の作成)、施工法の検討、補助工法の検討、坑門工の一般図作成及び透視図作成による景観の検討、仮設備計画、環境対策検討、関連する道路構造物の設計、積算用数量の取りまとめ

その他
発注用図面作成、完成図作成など

道路トンネル附帯設備の設計道路トンネル付帯設備の設計換気設計
換気方式の比較検討、換気設備(換気所、換気ダクト、吹出口等風路など)の設計

照明設計
トンネル照明の設計(入口緩和照明、基本照明、灯具配置、配線設計、受変電所等の計画から詳細設計まで)

内装板設計
トンネル壁面内装設計

非常用施設設計
消火栓、消火器、火災報知器、非常電話、水噴霧設備、その他監視装置等の配置。

維持管理トンネルの点検や詳細調査(覆工背面空洞調査、等)及び点検・調査結果に基づく変状原因の推定、健全度判定、補修・補強工設計(対策工の選定、工事費の積算等)


施工管理部門道路トンネル付帯設備の設計施工管理員の派遣、現場経験の豊富な現場監理技術者による施工現場診断、岩質判定

2018年10月18日

トンネル設計

トンネル設計とは、トンネル工事を行うために必要な図面・数量を作成するものです。

トンネル設計トンネル設計では、地表からはうかがい知れない複雑な地山の中を、地質調査結果に基づき、施工時に生じると予想される問題点を抽出するとともに、どのように施工していけば、安全で効率的かを提案します。

これにより、発注者は、トンネル工事の規模(工事費)を算出することができます。

トンネル詳細設計における検討項目の一例現地踏査・設計に先立ち、詳細設計に必要な現地状況を把握

設計計画・設計に必要な資料の収集、整理
・標準断面の検討、施工法の選定等の基本的な設計方針の立案

平面図・縦断図作成・トンネル全線の平面線形要素、計画縦断線形及び坑口付近の形状等を作図

地質平面縦断図作成・地質調査資料及び現地踏査結果に基づき、岩質分類にしたがって岩質区分を実施
・上記を地質平面・縦断図として図面化

トンネル断面設計・設計計画で立案した方針に基づき、当該トンネルに適用するトンネル断面を選定又は設計
・掘削方式も設定し、支保工形状寸法や、建て込み間隔等を決定
(数値解析による検討により断面を設計する場合もある)

坑門工設計・設計図書に示す坑門形式の詳細な構造を設計
(壁厚、使用するコンクリート強度、配筋等)

排水工設計・トンネル湧水や路面水を処理するための排水構造物を設計

施工設備計画・工事工程表作成
・工事に使用する機械設備の計画
・工事に使用する電力設備の計画
・工事中の騒音、振動等に対する環境対策の計画
・工事中に生じる汚濁水の処理計画
・その他の設備計画

その他・坑口パースの作成

2018年10月17日

調査・劣化診断

既設トンネル調査・点検とは、近接目視により、トンネルの現況(ひび割れや材質劣化、漏水の状況等)を把握・整理し補修・補強の実施の必要性や緊急性を判定するためのものです。

以下に、一般的な点検業務内容を示します。
近年では、車載カメラによりトンネル全線を写真撮影し、効率的に展開図を作成する方法もあります。

現地点検現地に赴き、覆工コンクリートに近接して劣化・破損状況の確認、打音検査、写真撮影等を実施。
(破片の落下が懸念される箇所では、通行者に被害がないように破片をたたき落とすなど、応急措置)

  • 目地部うきのたたき落とし処理状況
    目地部うきのたたき落とし処理状況
  • シュミットハンマーによる強度確認状況
    シュミットハンマーによる強度確認状況
  • 高所作業車を使った点検状況
    高所作業車を使った点検状況
  • 劣化、破損状況
    劣化、破損状況

点検、調査結果の整理トンネル展開図に、ひび割れの状況や劣化・破損箇所を記載。地形・地質状況、トンネル建設時の状況(断層の有無、湧水の多さ等)を踏まえ、各変状の原因を推定。

トンネル展開図の例トンネル展開図の例

トンネルの健全度診断点検・調査結果をもとに、トンネル変状が今後利用者に影響を及ぼす可能性や、補強・補修の必要性及び緊急性の観点から、トンネルのスパン毎及びトンネル毎の健全度を診断。

補強、補修工設計健全度診断後、補強・補修が必要な箇所に対し、効果的で経済性に優れる最適な工法を提案するとともに、設計図の作成、工事数量の算出と共に工事諸設備の計画を実施。

2018年10月16日

施工管理

弊社の実施する施工管理業務とは、事業の発注者とともに計画・設計・施工の各段階において、発注者の立場で事業のサポートを行うことです。

具体的には、工事の発注・積算、品質・安全・工程管理、設計変更・対外協議、工事予算管理などのサポートを行います。

施工の管理は、現場の品質や出来形の管理を行うものと思われがちですが、それだけではなく、事業の計画から施工・維持管理に至るまでの各段階に応じた発注者支援が主な業務です。

私たち、施工管理員は、発注者や施工者とともに、日々起こる様々な事象に対し、積極的にコミュニケーションや技術的議論を重ねて問題解決をはかりながら、事業の推進という共通の目標に向かって業務を遂行しています。

  • 検査用供試体 型枠寸法検査
    型枠寸法検査
  • 切羽掘削状況
    切羽掘削状況

工事発注業務の支援・設計照査及び調査等の立会確認
・構造計算書の照査
・設計図、数量計算書の照査
・工事発注数量、設計図面のとりまとめ
・積算方針の立案、積算根拠の作成
・工事工程計画、工事施工計画の精査・立案

工事管理・全体および細部にわたる施工計画書の照査、施工状況の確認
・工事工程計画の照査、工程進捗の確認・管理
・工事変更手続き、新単価の積算
・工事提出書類(使用材料、計画書、報告書、検査調書、工事図面等)の確認・整備
・関連工事、関係官庁、地元との打合せ、工程調整

品質、出来形管理・品質管理試験の立会・確認
・施工状況の確認・巡回指導
・工事出来形の確認・検測、数量照査、図面との整合確認
・品質管理報告書の確認及び整備

安全管理・日々の安全管理状況の確認・巡回指導
・法令に基づいた安全対策の遵守と指導
・作業手順の確認と危険作業の防止
・定期安全パトロールの実施

その他・各種協議資料の作成
・移管関係書類の作成
・工事しゅん工書類の照査、整備
・コスト縮減及び合理的施工に関する技術提案

2018年10月14日

東北地区

touhokuchiku.png 種別凡例 2車線道路トンネル設計 大断面トンネル設計 めがねトンネル、超接近トンネル設計 TBM工法による設計 調査・補修設計 施工(換気設備・非常用施設)設計 施工計画検討 施工管理
東北地区 実績一覧 ※トンネル名は受注時の名称 施工管理業務 ・小坂工事区施工管理業務 ・上山工事区施工管理
設計、調査業務ほか ・稲山トンネル 詳細設計 ・大茂内第二トンネル 詳細設計 ・大茂内第二トンネル 修正設計 ・鎧畑トンネル 詳細設計 ・土渕トンネル 他3トンネル 基本設計 ・土渕トンネル 詳細設計 ・黒沢トンネル 詳細設計 ・折爪トンネル 換気設備設計 ・湯田第二トンネル 詳細設計 ・湯田第二トンネル 拡幅工設計 ・白土トンネル 他2トンネル 一般図作成 ・樺トンネル 詳細設計 ・小波渡トンネル 詳細設計 ・名川トンネル 他2トンネル 基本設計 ・鶴岡地区トンネル 一般図作成 ・風明山トンネル 他1トンネル 詳細設計 ・盃山トンネル 仙台側坑門修正設計 ・白髭トンネル 他1トンネル 詳細設計 ・白髭トンネル 覆工補強検討 ・笹谷トンネル 補修対策調査 ・笹谷地区トンネル 基本設計 ・笹谷トンネル 修正設計 ・笹谷地区 施工計画検討 ・東北大学 地殻観測施設調査・設計 ・今宿地区 施工計画検討 ・栗子~米沢間 道路実施設計 ・鳥屋山トンネル 他変状調査 ・鳥屋山トンネル 変状対策検討業務 ・鳥屋山トンネル 解析業務 ・鳥屋山 実施工再現解析 ・野沢トンネル 詳細設計 ・野沢トンネル 他2トンネル 修正設計 ・坂下トンネル 詳細設計 ・高玉西トンネル 他詳細設計 ・高玉東トンネル 詳細設計 ・高玉東トンネル 工事発注図面作成 ・福島管内トンネル 点検業務(信夫山トンネル他) ・阿武隈東地区トンネル 詳細設計業務(坑門工設計) ・原町トンネル 計画検討業務(一般図) ・磐城国道管内トンネル 点検業務(H23) ・磐城国道管内トンネル 点検業務(H25) ・大久トンネル 詳細設計 ・好間トンネル 基本設計 ・渡戸トンネル 詳細設計 ・大畑他2トンネル 基本設計

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